クリントンと中東

さて、少し驚いたので割と派手に書いてしまった
クリントンとイランの関係についての考察ですが、

やっぱり気になったので、
追加で、少し落ち着いて、
書いてみます。

というのも、アメリカ時間の13日から、
連邦議会の委員会で、
ヒラリー・クリントンの国務長官就任に関する
公聴会があるからです。

相変わらずですが、日本では、
クリントン財団に対する寄付者に関して、
それほど注目がされませんでした。

クリントン財団への寄付者については、

「外交関係や交渉に支障がきたす恐れがある」

と、オバマがヒラリー・クリントンに対して、
公開を求めていたもので、

これに応えて、ばーっとリストが公表されたことになります。
CNNなど)

本国、アメリカだけでなく、
海外メディアは相当な勢いで
リストが流れました。
WSJなど)


で、ここにAlavi財団の名前があり、
公表後に、財団共有所有のビルが
差し押さえられた、という流れとなっています。


これを名前が出ただけで意味がない、
というようにおいておくのも、ちょっとねえ。

どういうことかといえば、
単純な話ですが、
ビジネスには表の名前と裏の名前があります。

実質面で動く裏方は、
表に名前が出るのをいやがります。

実際に、ここで上げられたリストの数名や
いくつかの団体の中には、
ほとんど欧米系のニュースメディアに出てこない、
あるいは知られていない名前がいくつもあります。

だからこそ、大統領予備選挙時にも
これらの名前はなかなか公表されなかった。

それが公表されたことの意味
を考えておくべき、というのが
公開情報分析の1つのやり方です。

逆に、イラン関連財団の名前があれば、
攻撃材料にもなりかねない。

そこで先手を打って、
公聴会の前に差押えさせ、
クリントン「国務長官」の
潔白性を証明
する、

というデモンストレーションというところだったのでしょう。

クリントン「国務長官」は
中東が試金石となってくるだろうと、
いわれているので、

財団への寄付者を公表することで、
各国へのルートがあることを見せつけ、
その一方で疑わしいものを掃除しておく。

そういうことであれば、
前書いた可能性のうち、
3番目が一番近い。

中東を表にして、
利害を少し整理しておく、

そういう展開かもしれません。

そうであれば、
まあ、急にはあまり大きな動きはないかも、
というところに落ち着くのですが。


外交委員会の公聴会、
すんなり通るといいですね、
ヒラリーさん。

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